数年ぶりに、
ここでお手紙を書きたいと思い立ち
何を書きたいかも分からぬままに
書きます。
顔も名前も知らないあなたへ
誰か受け取ってくれるかな。
今日、あなたはどんな一日を過ごした？
今日、あなたはどんな一日を過ごす？
一日の始まりと終わりに、
どうかあなたが笑えますように。
いつも笑っていて、と言っているわけじゃないの。
苦しいときは苦しいと口に出してほしいし、
悲しいときは悲しいと泣いてほしいし、
疲れたときは休んでほしいし、
眠れないときは好きなことをして過ごしてほしい。
今は笑えないの。と素直に言ってほしい。
あなたは私の顔も名前もしらないし
どんな人間かも分からないやつから
こんなことを言われたって
どうにもならないのかもしれないけれど、
あなたはあなたなの。
意地を張らなきゃいけない時もあるかもしれない
踏ん張らなきゃいけない時もあるかもしれない
でも、同じ分だけ
休まなきゃいけない時がある。
逃げなきゃいけない時がある。
自分を甘やかすというのは
悪い事のように言われるけれど、
自分を休ませるのも
自分を守るのも自分でしょう？
人が決められるものじゃない。
休むことも、逃げることも、止まることも、
実はそんなに簡単じゃないよね。
自分に鞭打たなきゃいけない気がするよね。
甘やかすのも勇気がいるのよ。
私はそう思う。
これを読んでくれたとして、
次の日には頑張るのかもしれない。
頑張る事は悪いことじゃないよ。
そもそも日々生きる事を頑張ってるんだから。
でも、これを読んでくれている今、
今だけでも、あなたが休めますように。
無責任に聞こえるかもしれないけれど、
あなたは大丈夫。
ここまで読んでくれたあなた、
一度画面をオフにして、深呼吸してみてね。
しんこきゅう、しんこきゅう。
読んでくれてありがとう。
チサトより
